全豪ジュニアを見て感じた、テニスで強くなるために大切なこと。


今日は朝から全豪オープンジュニアをライブストリーミングで。見たい試合が1ラウンド目から3つもあったので、iMac・MacBook・iPad総動員で視聴。低年齢の頃から知っている日本の2人の女子ジュニアや、このブログでも紹介したイスラエルのオリエル君の1回戦をみました。

こうやってロン毛を気にしながらかっこよく戦っていたオリエルくん。

髪を切ってました。ロン毛の方がかっこいいような。。。

大切だなと思うこと。

グランドスラムジュニアなのでトップジュニアが集結しているこの大会。見ていて感じるのは、通用する『何か』を持っているかどうかが大切だなということ。それは見ていてわかりやすい、スピードやビッグショットという要素ではなく、相手の良いところを消して自分の良いところを出していく能力だと思う。

全盛期のフェデラーのように自分の良いところを出しまくって相手の良いところを出させる隙を与えないスタイルや、全盛期のナダルのように相手の良いところを全部受け止めて逆襲するようなスタイルはわかりやすい例。そこまで極端な例はなかなかいないけれど、ジュニア選手の中でそういうテニスをしている選手を見ると、やっぱり見入ってしまう。負けたとしても、そういう能力が見え隠れする選手はやっぱり魅力的に見えてしまう。

大切にしないといけないと思うこと。

大切にしないといけないのは、子供達の感性だと思う。どうすれば良いのかを人に聞いて答えが欲しいジュニアは、聞きまくれば良い。でも自分の中に自信が持てる感性があれば、それを育んでいくのが良い。

指導する上で難しいのは、自分の感性に自信がある選手

コーチ時代に気を使ったのは自分の感性に自信を持っている選手。周りは結果を期待するので、その期待に応えようとすると失敗を避けるような選択肢を取ることになるけれど、そういう選手には自分自身の考えでプレイして失敗してもらうことが大切。足らないのは、あとほんの少し集中というか、没頭する能力。それって、低年齢の頃からのテニスとの接し方がとても大切な気がします。自分に自信が持てなくなると没頭できなくなります。さて、17時からの錦織対フェデラーに備えて用事を済ませておかないと。。。今日はこのへんで。

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